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この記事では…
“耳鼻科” や “耳鼻咽喉科” で働く看護師さんを
『耳鼻科看護師』と表しています。
この記事では、『耳鼻咽喉科で働く看護師ってどうなの?』と思っている看護師さんのために《耳鼻科看護師の仕事内容や給料》などを詳しくご紹介します。
今まで病院で看護師をしてきたけど、『耳鼻科看護師』ってどうなんだろう…。
耳鼻科看護師の年収(給料)は…?
『耳鼻科看護師』をする
メリットやデメリットは…?
『耳鼻科看護師』の求人を探すには
転職サイトを利用すべき…?
と疑問を持っている看護師さんも多いと思います。
そこで、本記事では過去に…
『転職経験 + 転職サイトや派遣会社利用経験』
のある現役看護師の筆者が…
- 『耳鼻科看護師』の仕事内容
- 『耳鼻科看護師』の給料や労働条件
- 『耳鼻科看護師』のメリット・デメリット
- 『耳鼻科看護師』が向いている人の特徴
などをわかりやすく解説します。
もし、あなたが看護師から『耳鼻科看護師』に転職をすることについて悩んでいるのであれば、この記事を読むことで…
『耳鼻科看護師』をするべきかどうか自信を持って判断でき、
看護師として新たな働き方の一歩を踏み出せるようになると思いますよ♪
彼女
この記事の登場人物
4年制大学を卒業後、国家試験に合格し看護師として3年間大学病院に勤務した。しかし、給料が仕事量に見合わないことや職場環境の悪さから、悩んだ末に保育園看護師へ転職。そして、今は『Webデザイナー』になるために看護師を続けながら日々勉強中。
大阪大学を卒業。大手人材紹介会社に勤務し看護師の転職部門のキャリアアドバイザーとして4年間勤務。キャリアアドバイザーの視点から看護師転職ノウハウや評判についてみなさんに情報をお伝えしている。
目次
そもそも『耳鼻咽喉科』の診療内容とは…?
『耳鼻科』といえば、耳と鼻を治療するところに決まっていますが…
実際の治療範囲はもっと広く、看護師さんの仕事内容もそれに応じて増えてきます。
勤務する医療機関によって治療内容も異なるので、
転職の際には、そこの所をよく確認しておかなくてはなりません。
『耳鼻咽喉科』の診療範囲は意外と広い
そもそも、『耳鼻咽喉科』で治療する症状には、どんなものなのがあると思いますか…?
中耳炎や鼻炎くらいしか思いつかないのが普通ですが…
実際には非常に守備範囲の広い診療科です。
イメージとしては・・・
『耳・鼻・喉』というより、眼を除く『喉から上』の様々な病気が治療範囲です。
- 聴覚
- 平衡感覚
- 顔面神経
- 頭頸部外科・頭頸部腫瘍
- 嗅覚
- アレルギー
- 音声
- 口腔・咽頭
- 喉頭・気管・食道
- 味覚・嚥下
開業医も殆どの病気には対応しますが、
特殊な治療設備が必要なら特定のクリニック、腫瘍などになると大学病院ということになります。
『耳鼻咽喉科』は、体のごく一部、狭い範囲の診療だと思われがちですが、
実際には、喉から上の多くの病気に対応しています。
『めまい』や『ふらつき』も耳の病気のひとつですし、鼻は花粉症やアレルギーとも関わってきます。
また、喉はポリープやがんの発生も見られる部位です。
ちなみに・・・
大学病院の耳鼻咽喉科では手術も行われますよ。
彼女
『耳鼻科看護師』の仕事内容とは…?
『耳鼻科看護師』の仕事内容は・・・
働く職場が以下の2点に当てはまるかによって異なります。
- 手術設備がある
- 入院施設がある
外来診療のみの病院やクリニックでは診察や処置が中心ですが、
手術設備があり、手術も行う病院(クリニック)の場合は、オペ介助も業務に加わります。
さらに・・・
入院施設がある場合は、入院患者さんの看護も業務に加わります。
- 基本的な業務
- 採血、点滴、注射などの看護業務
- 診察の介助
- 検査の介助
- 吸入器など器具利用の指導や手助け
- 薬の使用法や病気の説明
- 衛生管理
- 機材の準備、片付け、事務作業、滅菌、診察室への患者呼び込み、掃除、タオルなどの洗濯
- 手術設備がある場合
- 手術の介助
- 手術器具のメンテナンス
- 患者さんに対する手術前後の説明
- 入院施設がある場合
- 手術前後の観察と処置
- 入院中の生活サポート(食事・歩行介助、服薬指導、精神面のケア)
(参考:看護師お悩み相談室)
『耳鼻科看護師』の業務の特徴としては、
医師の診療の補助が主な業務です。
彼女
何となく、『耳鼻科看護師』の仕事内容をお分かり頂けましたでしょうか…?
さて、お次は・・・
『耳鼻科看護師』の主な職場について見ていきましょう。
『耳鼻科看護師』の主な職場2選
『耳鼻科看護師』の主な職場は、以下の2つです。
- 総合病院
- 耳鼻咽喉科クリニック
それでは、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
職場①:総合病院
『総合病院』は・・・
病床数100以上の大規模な病院のことです。
入院施設があり、手術も行われますが、
患者さんの数が多い場合は、『病棟』『外来』など…
分業制をとっている病院が多いです。
職場②:耳鼻咽喉科クリニック
『耳鼻咽喉科クリニック』は・・・
耳鼻科領域の治療を幅広く行っていて、
“入院施設がないけど、手術を行う(日帰り手術)”
といったクリニックもあります。
そのため・・・
看護師さんの業務もクリニックによって異なり、
医療処置からオペ介助までを担当するクリニックもあれば、分業になっているクリニックもあります。
例えば・・・
『病棟』『外来検査・処置』『手術室』
と部署が分かれていて、看護師さんの業務も細分化されているクリニックもあります。
『耳鼻科看護師』の年収(給料)は…?
耳鼻科は、クリニックなどの小規模な医療機関が多いです。
看護師専門の転職サイトの『ナースフル』のアンケートによると…
『クリニック看護師』の平均年収は約380万円となっており、年齢別で見てみると…
- 20〜24歳:354万円
- 25〜29歳:392万円
- 30代 :383万円
- 40代 :386万円
- 50代 :322万円
ちなみに、『病院看護師』の平均年収は約418万円です。
となっています。
病院看護師と比較すると…その差が “約38万円” あることが分かります。
病院では…
夜勤手当をはじめとした諸手当の加算が大きな割合を占めるため、これだけの開きがあると考えられます。
あくまで参考値ですが・・・
転職理由に多い “夜勤” こそが、病院で働く看護師さんの給料を底上げしているのがよく分かる数字です。
特に、夜勤手当の金額が高額(1回15,000円以上)な病院に勤めていた看護師さんは、
転職先のクリニックによっては、給料が大幅にダウンする可能性があります。
『耳鼻科看護師』の5つのメリット
『耳鼻科看護師』のメリットは、下記の5点です。
- 耳鼻咽喉科ならではの専門知識が身につく!
- 基本的に夜勤がない!
- 残業が少ない!
- 心身共に負担が少ない!
- 仕事内容がルーチン化しており、覚えれば楽!
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
メリット①:耳鼻咽喉科ならではの専門知識が身につく!
耳鼻咽喉科では、検査の際に専用の器械を使用します。
そのため・・・
看護師さんは、器械の扱い方、検査方法など…専門的な知識を習得することができます。
また・・・
患者さんに超音波吸入器(ネブライザー)の使い方を指導をしたり、治療や経過の説明をしたりする機会が多いので、
患者さんとコミュニケーションをとりながら、耳鼻咽喉科領域の知識を深めていくことができます。
特に、聴力検査は以下のように何種類もあります。
- 純音聴力検査
- 語音聴力検査
- ティンパノメトリー
- 内耳機能検査
- 耳小骨筋反射検査
- 聴性脳幹反応検査
耳鼻咽喉科では、以下のような医療機器を使用します。
- 聴力検査器(オージオグラム)
- インピーダンスオージオメーター
- 耳鼻科内視鏡
- 超音波吸入器(ネブライザー)
- レーザー治療器
メリット②:基本的に夜勤がない!
耳鼻科は、小規模なクリニックが多く、入院施設のない場合が多いので…
基本的に夜勤はありません。
また・・・
入院施設のある総合病院でも、外来の担当になれば夜勤がない場合もあります。
そのため・・・
- 日勤のみで働きたい看護師さん
- 子育てなど、家庭の事情で夜勤ができない看護師さん
には、大きなメリットです。
勤務先によって夜勤がある場合もありますが、
その場合でも、夜勤で行う仕事がほとんどないため、仮眠が十分とれる『当直勤務』となっている職場がほとんどです。
例えば・・・
『睡眠時無呼吸症候群(SAS)』は、検査入院がある場合もあります。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は…
睡眠時に呼吸が止まってしまう症状です。
いびきを伴うことが殆どですので、いびきの治療とも共通します。
検査には、自宅で出来る簡易検査の他…
一泊入院が必要な睡眠ポリグラフィーといった検査方法もあり、看護師にも入院時の看護が求められます。
ちなみに・・・
睡眠時無呼吸症候群の患者さんには、太り気味の壮年男性が多いため、
これを専門とする耳鼻咽喉科の診察室は、一般の耳鼻科とは全くイメージが異なるでしょう。
メリット③:残業が少ない!
総合病院や大規模なクリニックなどでは、残業が発生する場合もあります。
しかし・・・
ほとんどのクリニックは予約制で急患もないため、残業は少なく、定時で帰宅できるのが一般的です。
メリット④:心身共に負担が少ない!
看護師さんの仕事は、一般的に『不潔』な仕事が多いとされています。
しかし・・・
耳鼻科ではそのような仕事は、ほとんどありません。
入院施設があるクリニックもありますが、自分で動ける方が大半ですので…
『排泄介助』『体位変換』『清潔介助』『食事介助』
などの処置を行う機会が少なく、看護師さんの体力的な負担が少ないです。
また・・・
耳鼻科の患者さんは生命の危機にある方が少ないので、看護師さんが感じる心理的なプレッシャーも少ない傾向があります。
重症の患者さんが多い診療科と比較すると、心身ともに負担が少ないと言えますね。
彼女
メリット⑤:仕事内容がルーチン化しており、覚えれば楽!
耳鼻科は、急変などがなく、仕事内容もルーチン化していることが多いため、
一度仕事を覚えてしまえば、かなり楽です。
“重労働が無いので体力的にも楽!”
という点も魅力ですよね。
彼女
以上が、看護師さんが耳鼻咽喉科で働くメリットです。
心身の負担が少ない職場であると、お分かり頂けましたでしょうか?
ただ・・・
どんな職場でもメリットとデメリットがありますので、転職してから…
『こんなはずじゃなかった…。』
とならないように、『耳鼻科看護師』のデメリットについても詳しく見ていきましょう。
『耳鼻科看護師』の6つのデメリット
『耳鼻科看護師』のデメリットは、下記の6点です。
- 子どもの患者が多い…
- 春季はとても忙しい…
- 医療処置のスキルが低下しやすい…
- 給料が下がる可能性がある…
- 勤務先によっては忙しい場合もある…
- 求人の募集自体が少ない傾向がある…
それでは、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
デメリット①:子供の患者が多い…
『耳鼻咽喉科』は…
受診する患者さんが、子供が多いという特徴があります。
そのため・・・
子供が苦手な看護師さんにとっては、子どもの患者が多いということはデメリットとなることもあります。
また、『耳鼻咽喉科』の処置は・・・
子供の鼻水を吸引したり、中耳炎の切開を行ったりと、子供が嫌がる処置も多いです。
子供には必要な処置だとなかなか理解することは難しいため、『耳鼻科看護師』は、
安全に素早く処置や診察が終わるように介助をする必要があります。
押さえつけて無理やり処置することもあるため、
子供が好きな看護師さんは辛く感じることもあるかもしれません。
彼女
デメリット②:春季はとても忙しい…
春季は、花粉症の患者さんの数が多くなるため忙しく、日によっては残業になる場合もあります。
春季の2月後半~4月下旬頃は忙しいので、
繁忙期だけ短期の看護師募集をしている耳鼻科もあります。
彼女
デメリット③:医療処置のスキルが低下しやすい…
メリットでもお話ししたとおり、
『耳鼻科看護師』は一般的な医療処置を行う機会が少ないため…
一般病院で必要とされる医療スキルが低下してしまう可能性があります。
特に・・・
新卒で『耳鼻科』のみの経験しかない場合、次の転職先の選択肢がかなり狭まってしまう可能性があります。
『耳鼻科看護師』としてずっと働いていく場合は問題ありませんが、
将来、病院に転職する可能性がある看護師さんは、医療スキルが低下するリスクがあることを頭に入れておきましょう♪
彼女
『耳鼻科看護師』で身につく知識は、耳鼻科特有のものが多いです。
そのため・・・
耳鼻科で身につけた知識が、ほかの診療科では活用しにくい傾向にあります。
どの診療科でも通用する看護師さんを目指したい方は、耳鼻科への転職を慎重に考えた方がいいでしょう。
デメリット④:給料が下がる可能性がある…
先ほどお話ししたように、耳鼻科はクリニックなどの小規模な医療機関が多いです。
看護師専門の転職サイトの『ナースフル』のアンケートによると…
- 『病院看護師』の平均年収:約418万円
- 『クリニック看護師』の平均年収:約380万円
となっており、その差が約38万円あります。
そのため・・・
病院から耳鼻科クリニックに転職する場合は、給料が下がる可能性が高いです。
『クリニック看護師』の給料が低い理由は・・・
クリニックには夜勤がなく夜勤手当などが支給されないことや、非常勤などで勤務時間が短い人も含まれるからです。
また、クリニックは小規模な組織なので・・・
給与体系がきちんと決まっていないことがあり、昇給がないケースもあります。
そのため・・・
長期間働いても給料がアップしない可能性があります。
また・・・
残業代などの手当が支給されるかは、あらかじめ確認しておきましょう。
実際、クリニック看護師さんの中には、以下のように…
“残業代が支払われない”
という方もいます。
クリニック看護師です。
私は育児のため、1時間時短で終業させてもらっています。
看護師は私1人なので、正職員です。給料は基本給のみ。
残業しても手当てはつきません。最近勤務が多忙で、1ヶ月で27時間の所定時間外勤務をしました。
超過勤務分の時間数を記入して届け出るよう、理事に言われ、提出したところ、経理担当の院長夫人から自宅に連絡がありました。「それなりのお給料を渡しているので、残業代の支払いはできません。」
と。
個人経営のクリニック。そんなもんですか?
出典:Yahoo!知恵袋
デメリット⑤:勤務先によっては忙しい場合もある…
総合病院や大規模な耳鼻科クリニックの場合、
外来業務に加えて、病棟やオペ室の業務まで携わることを要求されたり、残業が多かったりする場合があります。
そのため・・・
『耳鼻科だったらどこでも楽!』
と思いこんで転職先を決めるのは危険です。
デメリット⑥:求人の募集自体が少ない傾向がある…
『耳鼻科クリニック』は、その数自体が限られており、仕事に慣れた看護師さんはあまり転職しない傾向にあります。
そのため・・・
求人の募集自体が少ない傾向にあります。
なので・・・
『耳鼻科で働きたい!』
と思っても、都心部ならまだしも、地方では転職先を見つけるのが難しいかもしれません。
このように、『耳鼻科看護師』にもデメリットがあるんです。
『耳鼻科看護師』が向いてる人の特徴とは…?
ここまで、『耳鼻科看護師』のメリット・デメリットを紹介してきました。
勤務先によって異なりますが…
耳鼻科で働く一番のメリットは、プライベートや家庭生活と両立しやすいところにあります。
夜勤がなく、残業も少なめ、クリニックによってはお盆や正月に長期休暇が取れるところもあります。
また・・・
専門分野に特化して知識や経験を積みたいというナースさんからブランクからの復帰を検討しているナースさんまで幅広いニーズにこたえられる職場であり、安定した人気を誇ります。
次は、先ほどの結果をもとに、『耳鼻科看護師』が向いてる人の特徴を見て行きましょう。
以下に当てはまる方は『耳鼻科看護師』という働き方を視野に入れてみましょう。
『耳鼻科看護師』がおすすめな方
- 仕事とプライベートを両立したい方
- 夜勤や残業がないため給料は減るが、身体が楽な勤務形態の方が良いという方
- 自分が主体となって働きたい方
職場や働き方には個人の向き不向きもあるため…
自分がどのような職場や働き方が合っているかしっかり考えて選択しましょう。
『耳鼻科看護師』に興味がある方は、後ほど紹介する…
転職サイトや派遣会社
に一度相談して見てもいいでしょう。
無料で相談することも可能ですし、プロのキャリアアドバイザーが利用者の希望に合った派遣先を紹介してくれますよ♪
》『耳鼻科看護師』への転職におすすめの転職サイトはこちらから
『耳鼻科看護師』に応募する際の志望動機の書き方や例文
ここでは、『耳鼻科看護師』の求人に応募する際に…
履歴書や面接での『志望動機』で悩んでいる…。
そんな看護師さんのために…
志望動機の例文をご紹介します。
履歴書を書く時は、手書きで書きましょう!
一般企業では、パソコンで履歴書を作成する場合が多いのですが…
医療の場では、手書きの履歴書の方が好まれるケースが多いようです。
また・・・
誤字・脱字は修正テープや修正液で安易に修正せず、新しい履歴書に書き直しましょう。
志望動機の例文
以前より耳鼻科の分野に興味がありました。 ハローワークにて貴院の募集案内をみたところ、仕事内容、待遇が私の希望と合致したので志望しました。脳神経外科で働いていた経験を活かし、地域の人々に貢献できるよう精一杯働いて行きたいと考えております。
出典:Yahoo!知恵袋
》『耳鼻科看護師』への転職におすすめの転職サイトはこちらから
『耳鼻科看護師』のスキルアップにオススメの資格【2つ】
『耳鼻科看護師』のスキルアップにオススメの資格は、以下2つです。
- 皮膚・排泄ケア認定看護師
- 小児アレルギーエデュケーター
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
『耳鼻科看護師』になるにあたって資格は必要ありません。
しかし・・・
他の資格があることで、働く上で有利になる場合があります。
資格①:摂食・嚥下障害看護認定看護師
『摂食・嚥下障害看護認定看護師』は・・・
摂食嚥下障害の知識を専門的に学んだ看護師さんに与えられる資格です。
摂食嚥下とは…
飲食物など、食べるものを『認識し、飲みこむまで』が摂食嚥下です 。
摂食嚥下障害の症状としては、以下のようなものがあります。
- 食事中によくむせる(特に水分でむせることが多く、みそ汁などを避けるようになる)
- 食事中でなくても突然むせる、咳き込む(唾液でむせているもの)
- 飲みこんだ後も、口腔内に食物が残っている
- ご飯より麺類を好むようになったり、咀嚼(そしゃく)力低下や歯科的問題で、噛まなくてよいものを好むようになる
- 食事の後、がらがら声になる
- 食べるとすぐ疲れて、全部食べられない
- 水分をとりたがらない(尿量が減った)
- 夜間、咳き込むことがある
(参考:なるほど 摂食嚥下障害)
『認定看護師』とは…
高度化し専門分化が進む医療の現場において、水準の高い看護を実践できると認められた看護師です。
『認定看護分野』ごとに日本看護協会が認定し ています。
認定看護師制度をリーフレットで紹介しています▶︎『認定看護師ってどんな看護師?』
『摂食・嚥下障害看護認定看護師』の資格を取得するには…
以下の3つの条件を全てクリアする必要があります。
- 看護師として 5年以上の実践経験がある。
- 日本看護協会が定める615時間以上の認定看護師教育を修める。
- 認定看護師認定審査に合格する。
以下は、『摂食・嚥下障害看護認定看護師』のカリキュラムがある認定看護師教育機関の例です。
資格②:小児アレルギーエデュケーター
『小児アレルギーエデュケーター』とは・・・
日本小児臨床アレルギー学会が認定した、
アレルギー専門の看護師・薬剤師・管理栄養士のことです。
耳鼻科の患者層はかなり広く、子供から高齢者の方まで毎日大勢の患者さんが来ます。
中でも・・・
アレルギーによる症状で受診をする子供は非常に多いです。
そのため・・・
『耳鼻科看護師』は、アレルギーに対する知識も持っておくと役立ちます。
『小児アレルギーエデュケーター』の資格を取得するには…
- 看護師として5年以上の実践経験があること
- ⼩児アレルギー分野の臨床経験が、遡って5年以内に2年6ヶ⽉以上ある
etc…
など、複数の条件をクリアして講習に参加し、試験に合格しなければなりません。
(参考:小児アレルギーエデュケーター試験実施要項)
それでは次に、耳鼻科の求人探しのポイントについてお話ししますね♪
彼女
》『耳鼻科看護師』への転職におすすめの転職サイトはこちらから
『耳鼻科看護師』の求人探しの5つのポイント
『耳鼻科看護師』の求人を探すときは、以下の5つのポイントを必ずチェックしましょう。
- 看護師が担当する業務の範囲
- 入院施設の有無
- クリニックの診療方針や評判を確認する!
- 院長や他のスタッフとの相性を確認する!
- 勤務条件をきちんと確認する!
それでは、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
ポイント①:看護師が担当する業務の範囲
『耳鼻科看護師』種類の所で少しお話ししましたが、
勤務先の医療機関によって、看護師さんの仕事内容は異なります。
そのため・・・
特に、以下の2点は必ずチェックするようにしましょう。
- 手術の有無
手術を行っている病院であれば、基本的にオペ介助の業務があります。
仮に、求人情報に手術の有無が記載されていない場合は、病院のホームページ等で確認してください。
また、看護師さんが何名いるか、業務が分業されているかも要チェックです。 - 併設している科があるのか
例えば…『耳鼻咽喉科』と『アレルギー科』や『小児科』が併設してる場合もあります。
医療機関によって異なるため、必ず確認しましょう。
幅広い業務を担当したい看護師さんもいれば、
そうでない看護師さんもいるかと思います。
そのため・・・
『看護師が担当する業務の範囲』は、できるだけ正確に把握しておきましょう♪
ポイント②:入院施設の有無
勤務先が入院施設のある医療機関になった場合、夜勤が発生します。
そのため・・・
夜勤を希望しない方は、入院施設のない皮膚科を選ぶようにしましょう♪
ポイント③:クリニックの評判や診療方針を確認する!
転職先の候補となるクリニックが見つかったら、
可能であれば、実際に自分が患者さんとして行ってみることをおすすめします!
この他にも、クリニックの評判は、
実際にクリニックに通っている知人に聞いたり、Webで検索したりすることで知ることができます。
患者さん側からみたクリニックの評価を知っておくと、病院の雰囲気がイメージできますし、
実際に働くことになった場合も役に立ちますよ。
彼女
また・・・
クリニックが公式のWebサイトをもっている場合は、その情報もチェックしてください。
情報が充実しているサイトなら、診療方針や院長の考えなども知ることができます。
ポイント④:院長や他のスタッフとの相性を確認する!
先ほどデメリットとしても説明しましたが、
クリニックで働く場合、院長や他のスタッフとの相性が重要です。
とはいえ、面接だけで相性を確認するのは難しいですよね…?
そこで、オススメしたいのが…
『病院見学』です!
『病院見学』とは・・・
実際にクリニック内を案内してもらうことです。
『病院見学』は、日常的な仕事の様子や職場環境、院長やスタッフさんの雰囲気を確認できるので…
自分にあったクリニックかどうかを判断する材料になります。
『病院見学』は、気になるクリニックに直接問い合わせれば対応してもらえると思いますが、
『自分では頼みづらい…。』
と言う方は、『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』のような “看護師専門の転職サイト” を利用することで、
担当者があなたに代わってクリニックへ問い合わせてくれます。
『看護師専門の転職サイト』については、以下の記事で詳しく解説していますので、興味のあるかたはチェックしてくださいね♪
彼女
ポイント⑤:勤務条件をきちんと確認する!
勤務条件について、以下の4点を確認しておくことをオススメします!
- 就業時間、残業手当の有無
➡︎実際の勤務時間は、何時から何時までか
➡︎残業になった場合、残業手当が支給されるのか - 社会保険の内容
➡︎健康保険や厚生年金などに加入しているのか - 産休・育休制度について
➡︎産休・育休の取得実績があるか - ブランクがあっても大丈夫か?
➡︎ブランクがある状態でクリニックに応募するときは、これまでの経験やブランク年数などをきちんと伝えて、ミスマッチが起きないようにしましょう。
これら5つのポイントをしっかりと押さえながら、自分に合う職場選びを進めていきましょう。
ただ、これらの情報は、自分で調べてもわからないケースが多いです。
彼女
そこで・・・
自分に合った職場をきちんと見極めたい方は、これから紹介する…
『耳鼻科看護師』の転職におすすの転職サイト
を利用することをオススメします!
紹介会社に登録しておけば・・・
仕事内容や人員体制、給与体系の詳細の確認を、キャリアアドバイザーに依頼することも可能です。
直接は聞きにくいけど、あらかじめ確認しておきたいことを知りたいときに活用してくださいね♪
彼女
『耳鼻科看護師』の転職におすすめの転職サイト3選
ここからは、『耳鼻科看護師』の転職に強い看護師専門の転職サイトを厳選し、実際に利用した方の口コミ評価から…
評価基準
- 総合評価
- 求人の質・量
- サポートの質
を総合して、評価が高く、『耳鼻科看護師』の転職に強い以下の3つの転職サイトを紹介します。
- レバウェル看護(旧 看護のお仕事)
総評:求人数、質、サポート全てにおいて満足度No.1
公式サイト:https://kango-oshigoto.jp/ - ナースではたらこ
総評:手厚いサポートは業界No.1
公式サイト:https://iryo-de-hatarako.net/ - MCナースネット
総評:応援ナースとして働きたい看護師さんにオススメ
公式サイト:https://mc-nurse.net/
詳細情報も確認できますので、そちらも参考にしてみてくださいね♩
彼女
おすすめ①:レバウェル看護(旧 看護のお仕事)
★一番おすすめの転職サイトです★
『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は、ITや人材の分野で勢いのあるベンチャー企業『レバレジーズ株式会社』が運営する看護師専門の転職サイトで、
求人の量・質、サポート面において利用者から非常に高い評価を得ています。
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求人は全国に対応しているため、地方での転職を希望する方でも希望の求人を探すことができます。
上記のように…
- サービス満足度No.1
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を獲得しており、月間利用者数は20万人を突破しています。
また…
求人募集をしていない病院に応募ができる求人リクエストや希望があれば面接にも同席してくれるため、サポート力の高さも魅力です。
求人の量・質、サポート面の全てにおいてバランスが良いので…
看護師で転職を考えている方は利用必須の転職サイトと言えます。
転職したい看護師さんは、とりあえず登録しておいて間違いない転職サイトですよ。
彼女
『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』を利用すべき方
- とりあえず、間違いない転職サイトに登録したい看護師さん
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実際に利用した方の口コミ
シングルマザー。不安と負担が転職で軽くなった!
30歳で4歳になる子供がいます。シングルマザーになって1年。日勤で働いていましたが、子供の将来のことを考えるともう少し稼ぎたい。そこで院内託児所のある病院を探して、相談したのですが、キャリアアドバイザーの方は、もっと詳しく、子育て中の看護師さんの人数や、急なお休みへの理解など、事業所ごとの子育て環境を教えてくれました。給与は前より少し上がる程度ですが、育児補助と家族手当など合わせると安心できる額になります。貯金もできそうです。職員の雰囲気や周辺の環境、前に紹介した方からのアドバイスなんかも教えてくれたので、転職後の具体的なイメージが沸いてきて、不安というより、楽しみの方が大きい転職でした。
(30代/女性)
全国サポートで遠方への転職も引越しもスムーズに実現!
39歳のシングルマザーです。息子の中学入学を機に、実家の近くに思い切って引っ越すことに。引越しに入学にと何かとお金がかかるし、北海道から富山まで就職活動や転居手続きに行くのは大変。でも、レバウェル看護(旧 看護のお仕事)は全国サポートだったので、地域に詳しいキャリアアドバイザーが希望条件の病院を探してくれました。とても助かったのは、引越し先のこと。病院紹介の不動産屋を利用すると、家賃が半額になるということで、その不動産屋にも取り次いで頂き、家まで決めることができたんです。有給消化しやすいのも、学校行事のある私には嬉しいポイントでした。離れた場所への転職がスムーズに決まって、ホッとしています。有難うございました。
(30代/女性)
【公式サイト】https://kango-oshigoto.jp/
おすすめ②:ナースではたらこ
『ナースではたらこ』は…
アルバイトの求人媒体「バイトル」なども手掛ける、大手人材会社の『ディップ株式会社』が運営する看護師向けの転職サイトです。
『ナースではたらこ』は逆指名制度を採用しており…
求人が出ていない医療機関でも、希望の病院を指定しキャリアアドバイザーが求人状況や条件を確認し、可能であれば紹介してもらえます。
また、キャリアアドバイザーはエリア別担当制としているため…
各地域の求人情報に精通した専属キャリアアドバイザーが、その地域の詳しい情報を教えてくれます。
求人に関しては全国地域に対応しており…
札幌・東京・名古屋・大阪・福岡
の全国5ヶ所のオフィスでナースキャリアステーションを開催しているため、キャリアアドバイザーにマンツーマンで転職の悩みを相談できます。
そして、キャリアアドバイザーは利用者の希望をじっくりヒヤリングし、要望をしっかりと汲み取った上で、求人を紹介してくれます。
このような求人のマッチング率の高さや、手厚いサポートにより、利用者満足度No.1の実績もあります。
『ナースではたらこ』を利用すべき方
- 首都圏での転職を希望する看護師さん
- 地方での転職したい看護師さん
- 初めての転職の看護師さん
- 転職したい医療機関が決まっており、逆指名制度を利用したい看護師さん
実際に利用した方の口コミ
勤務先 デイサービス(日勤・非常勤)→透析(日勤・常勤)
給与 月給13万円→月給18万円
転職のきっかけ
仕事と子育ての両立を考え、時間の調整が利くデイサービスセンターで看護の仕事をしていました。しかし、透析看護の勉強をしていたため、この技術を生かして働きたいと考えたのが転職のきっかけです。
転職の際の悩み
3歳の子どもがいるため、通常の勤務形態では仕事と子育ての両立が難しく、勤務時間に制約があります。このため、勤務先が見つからないのが悩みでした。
転職先を決めたポイント
子育てとの両立に悩んでいることをキャリア・アドバイザーから病院に伝えていただいたところ、勤務時間の調整が難しい透析にも関わらず、クリニックが子どものお迎え時間を考慮し、勤務時間を調整してくれました。
そこで、面接を受けることにしたのですが、実際にお会いしてみたところ職場環境もよく、仕事と子育ての両立ができると考え、入職を決定しました。
勤務先 介護福祉施設(派遣)→病棟(常勤・2交替)
給与 時給1,600円→年収約430万円
転職のきっかけ
出産のために派遣で働いていましたが、出産を終えたため就業したいと思い、転職活動を開始しました。
転職の際の悩み
シングルマザーであり、子どもがまだ0歳であることから、育児との両立が最優先事項でした。このため、条件にあった仕事がなかなか見つからないのが悩みでした。
転職先を決めたポイント
0歳児の育児と仕事を両立させるために、母子寮と24時間託児所がある病院をピックアップしていただきました。加えて、東京都内に住みたいという希望に合致する転職先を紹介していただきました。
育児に対して理解があるなど、病院側の対応が非常に良かったことから安心して入職を決定し、無事に引越しも済ませました。
【公式サイト】https://iryo-de-hatarako.net/
おすすめ③:MCナースネット
『MCナースネット』は…
『株式会社メディカル・コンシェルジュ』によって運営される看護師向けの転職サイトです。
『MCナースネット』の最大の特徴は…
病院での常勤や非常勤求人の他に、ツアーナースと呼ばれる旅行の添乗員や医療関連企業のコールセンターなど派遣やバイトとして1日単位で働ける求人も豊富に扱っている点です。
また、『応援ナース』の求人も豊富に扱っています。
『MCナースネット』では、派遣やバイトといった分野にも力を入れていることから…
利用者のライフスタイルにあった働き方を提案しながらサポートしてくれます。
東京、大阪、横浜、札幌、仙台、さいたま、千葉、名古屋、京都、神戸、広島、高松、福岡…
と多くの拠点を持っており、対応地域が多いため、地方の転職も強みとしています。
以上より、『MCナースネット』は…
- 応援ナースとして働きたい看護師さん
- 地方で働きたい看護師さん
におすすめの転職サイトです。
実際に利用した方の口コミ
前職を続けながらの就職活動だったので、自分一人で転職先を探す余裕はありませんでした。
コンシェルジュさんですと色々希望を伝えるとそれに合う仕事を探して紹介していただけます。
面接日の調整もしていただけたので、勤務しながら転職活動ができて助かりました。
携帯メールでのやりとりと、大事なところは電話での連絡というようにして、勤務をしながらでも連絡を密にとっていただきました。
コンシェルジュさんは、友達からの紹介なので安心だったことや、面接にも同行していただけるので、希望と違う方向に話が進みそうになったとしても修正してもらえるという安心感がありました。
就職後でも連絡をいただけるところも嬉しいですね。
(30代/女性)
派遣先で知り合った看護師さんに話を聞くと、病院のなかには患者様に対する対応がかなり粗雑だったりという場所もあるようです。
色々な病院があるので、もし自分が入職した病院がそのような(仕事のしにくい)ところだったらどうしよう、ということが就職先を探すにあたって一番不安でした。
紹介会社を通して就職先を探したのは、病棟や看護の雰囲気を先に知りたいという思いがあったからです。
今回は(コンシェルジュの)担当者の方から病院の雰囲気をある程度教えてもらえたので、安心して就職を決められました。
(30代/女性)
【公式サイト】https://mc-nurse.net/
まとめ|耳鼻科看護師で希望の転職を叶えよう!
『耳鼻科看護師』の働き方はどうでしたか…?
『耳鼻科看護師』はメリットもたくさんありますが、
向き不向きもあるためしっかり自己分析をしましょう。
また・・・
クリニックによっては、インターネット上に記載されている求人票の労働条件より悪条件の場合もあります。
そのため・・・
『耳鼻科看護師』に転職する際には…
転職サイトを活用し、職場の雰囲気や労働条件をきちんと確認しましょう♪
転職サイトのキャリアアドバイザーに相談しながら、転職先を決めることで希望の条件や働き方ができますよ♪
最後に、『耳鼻科看護師』が向いている方の特徴をまとめました。
『耳鼻科看護師』がおすすめな方
- 仕事とプライベートを両立したい方
- 夜勤や残業がないため給料は減るが、身体が楽な勤務形態の方が良いという方
- 自分が主体となって働きたい方
適切な転職サイトを利用し、自分に合った働き方や職場を見つけましょう♪
どの転職サイトにもメリット・デメリットはあるので、複数の転職サイトを併用することが大事です。
幅広い求人に出会るますし、合わないと感じたら他の転職サイトを利用すればいいだけです。
彼女
彼氏
登録も無料で簡単なので、まずは行動することが大事ですよ♩
今すぐに転職をしないという方も、一度登録しキャリアアドバイザーに悩みや、今後のキャリアプランを相談してもいいでしょう。
新たな発見があるかもしれません。
彼女
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事を読んで下さった全ての方が、最高の職場に出会い希望の働き方ができるよう陰ながら応援しております。
彼女
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