看護師の副業はOK…？看護師の副業事情や注意点を徹底解説！

今まで正社員（常勤）として看護師をしてきたけど、『看護師の副業』ってどうなんだろう…。

と疑問を持っている看護師さんも多いと思います。

そこで、本記事では過去に…

『転職成功経験 + 転職サイトや派遣会社利用経験+副業経験』

のある現役看護師の筆者が…

などをわかりやすく解説します。

もし、あなたが看護師として今後について悩んでいるのであれば、この記事を読むことで…

今後の看護師人生をどうするべきかどうか自信を持って判断でき、看護師として新たな働き方の一歩を踏み出せるようになると思いますよ！

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▶︎看護師資格を活かしたおすすめの副業とは

看護師として転職経験のある彼女

4年制大学を卒業後、国家試験に合格し看護師として3年間大学病院に勤務した。しかし、給料が仕事量に見合わないことや職場環境の悪さから、悩んだ末に転職を決意。転職では、看護師専門の転職サイトを利用し希望の転職を実現した。また転職の合間には、派遣看護師をしながら副業をしていた経験もあり。
その際に培った転職ノウハウや多くの転職サイトを利用した経験を活かして、このサイトでみなさんに情報をお伝えしている。

キャリアアドバイザーとして働く彼氏

大阪大学を卒業。大手人材紹介会社に勤務し看護師の転職部門のキャリアアドバイザーとして4年間勤務。キャリアアドバイザーの視点から看護師転職ノウハウや評判についてみなさんに情報をお伝えしている。

看護師が副業を始める前に知っておくべきこと

一昔前は正職員（常勤）として看護師をすることが当たり前でしたが…

2018年1月に厚生労働省が「モデル就業規則」にある副業禁止に関する規定を削除したことにより

一部の医療機関や働き方によっては、看護師でも副業（Wワーク）がOKとなりました！

現在では働き方が多様化しており、看護師×副業（Wワーク）という働き方を選ぶ方も増えています！

まず、どのような人が看護師をしながら副業を考えるのでしょうか…

このように、看護師として働いている上で労働環境や収入面、他分野への興味などにより『副業』という選択肢を考える方が多くいることがわかります。

では、実際に看護師が副業できるのはどのような場合でしょうか？

国公立病院勤務の場合は看護師も『公務員』の扱いになるので…

法律で副業を禁止されています。

また、一般病院の場合でも副業禁止の場合があります。

これは病院ごとに規定を設けているので、自分の病院は副業禁止かどうか必ず確認が必要です。

医療系の職場で副業する場合はとくに、それぞれの内部情報を漏らさないよう注意が必要です。

では、副業が禁止されている病院でバレてしまった場合どうなるのでしょうか？

副業がバレたときの処分も病院によって異なります。

副業が禁止されている国公立病院の場合は、以下のような処分があります。

副業をしたことで、一生モノの資格を失うのはとても残念です。

必ず副業を始める前には、自分の働いている医療機関の就業規定の確認、公務員扱いではないか確認しましょう。

次に、実際に看護師が副業をする場合のメリットやデメリットについて説明します。

看護師が副業をする３つのメリット

看護師が副業をするメリットは、下記の３点です。

ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

メリット①：正職員（常勤）の時より仕事の負担が減る！

看護師が副業をすることのメリットとして、正職員の時より仕事の負担が減ることが挙げられます。

常勤（正職員）として看護師をする場合は…

このような悩みを抱えている方も多くいると思います。

しかし、派遣看護師をしながら副業で単発のバイトやパートで看護師をする場合…

『夜勤なしで日勤のみ』『週何日勤務する』など、自分で生活リズムをコントロールすることができます。

また、派遣やパート、バイトで看護師をする場合…

基本的に委員会や研修、勉強会もありません。

責任の重い仕事を任されることによるストレスはなく、プライベートな時間の確保もできます。

メリット②：病院以外の仕事を経験できる！

副業のメリットとして、病院以外の仕事を経験できることも挙げられます。

派遣やパート・バイトで看護師をしながら、副業で看護師以外の仕事をする場合…

医療業界以外の世界に触れることができ、キャリアの形成や今後の方向性を決めるのにも役立ちます。

看護師は基本的に病院の中で一日中仕事をしていますが…

病院外で働くことで、普段ないような出会いや気づきがあるかもしれません。

これが自分のリフレッシュに繋がり、副業を楽しむことで、ストレスなく本業と両立させることができるでしょう。

メリット③：収入が増える！

副業の目的で最も多いとされるのが収入を増やすことです。

世間一般的には「看護師は給料が多い」というイメージがあります。

しかし、お金に関する事情や価値観は人それぞれであり、様々な理由でもう少し収入を増やしたいと思う方がいます。

副業をすることで…

夜勤バイトでは1回3万円前後の収入を得られます。

週1回夜勤バイトをするだけでも月に約12万円がプラスになります。

また、休日に日勤の単発バイトを行うと1回1万5000円前後の収入を得ることができます。

『今月出費が多くて臨時収入が欲しい』『毎月10万でもプラスになったら生活に余裕がでる』『副業で稼いだ分を貯金したい』

など、副業により収入が増えることは大きなメリットですね。

看護師が副業をする２つのデメリット

看護師が副業をするデメリットは、下記の２点です。

ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

デメリット①：体力的にしんどく本業に支障が出た

看護師にプラスして副業をすることで、リフレッシュになるという方もいますが、

中には両立することで体力的にしんどく本業が疎かになったり、ミスが増えたとの意見もありました。

副業をすることで、本業の勤務後や休日に身体を休めることが難しくなります。

看護師の仕事には多くの知識や経験が必要とされることに加え、体力も十分に必要です。

基本的に重労働なため、休暇日にしっかり身体を休めたいところですが、副業で勤務時間を増やせばその貴重な休憩時間を満足に取ることができず、業務に支障をきたすこともあります。

デメリット②：給料が安く割に合わなかった

看護師以外の副業をする場合には、給料が安く割に合わないと感じる方もいるようです。

看護職のバイトやパートは平均時給1500円〜2000円前後、日給15000円前後のものが多く、比較的効率よくお金を稼ぐことができます。

しかし、看護師以外の副業では、労働量や疲労度に比べ得られる収入が少ないことも多くあります。

せっかくの休日やプライベートな時間を使い副業をしても、割に合わないと続けることは厳しいですよね。

看護師資格を活かしたおすすめの副業とは？

ここまで、看護師が副業をするメリット・デメリットを紹介してきました。

次は、看護師資格を活かしたおすすめの副業を見て行きましょう。

看護職の副業をする場合には、1回限りのスポットや単発のバイトと定期的に行うバイトの2パターンがあります。

また、それぞれの医療機関や場所により収入や労働時間には差があります。

地方に比べ、首都圏や都市部の方が収入は高い傾向にあります。

【2020最新版】看護師におすすめの副業２７選【在宅ワークも紹介】

看護師以外の副業とは？

次に看護師以外の、医療関係でない仕事を副業としたいと考えている方へ、おすすめの職業を紹介します。

上記を見ても分かるように…

看護職以外にも副業は多様にあります。

普段の本業とは違った雰囲気を感じながらお金を稼ぐことができるため、良い刺激になるかもしれません。

【2020最新版】看護師におすすめの副業２７選【在宅ワークも紹介】

副業をするときに注意すべき３つのこと

実際に副業を始めてみようと考えている方に、副業をする際の注意すべきことを説明していきます。

主に以下の3つを注意しましょう。

では、1つずつ見てきましょう。

1.確定申告は忘れずにしましょう

副業（ダブルワーク）で得た収入が年間20万円を超えた場合には、年度末に確定申告を行う必要があります。

確定申告をすることによって、所得税と住民税の納付を行います。所得税の確定申告は毎年おおむね2月中旬～3月中旬ころまでが提出期間となります。

期間中に指定されたフォーマットへ収入や税金などの額を記載して、地域の税務署に提出するという流れで行います。また、直接税務署に行かずにインターネット経由で申告書類を提出する方法も可能です。

正社員で働いている方は「年末調整として勤務先が毎年してくれている」と思われるかもしれませんが、年末調整は1つの勤務先からしか提出できません。

そのため、副業分はご自身で確定申告をして納税しなければ「脱税」となってしまいます。

ちなみに副業で得た収入が「給与所得」にあたらない、20万円以下という場合は所得税の確定申告は不要となりますが、住民税の申告は必要です。本業以外で収入があった場合は、必ず確定申告を行いましょう。

2.住民税の徴収方法に注意しましょう

副業での給与所得が20万円以下の場合には、確定申告の義務はありませんが、住民税の納付は必要です。
本業で明確に副業は禁止されていないけれど事情を知られたくないので副業していることを隠したい場合、住民税の納付には注意しておく必要があります。

住民税は職場から徴収される「特別徴収」と自分で納付する「普通徴収」の2種類があります。

住民税が職場から徴収される特別徴収の場合、役所から職場に「本業収入と副業収入を合わせた分の収入に対する住民税の金額」が通知されます。この住民税の金額が大きすぎると、経理の人が疑問に思って職場に気付かれるというパターンもあるようです。

本業の職場に副業を知られたくない場合、住民税の徴収方法を副業の分だけ自分で税金を納める「普通徴収」にすることが可能かどうかをまず問い合わせましょう。

「普通徴収」での納付が可能な場合には、副業における年末調整書類の住民税の欄で「普通徴収」に丸をつけて提出するようにします。これで副業の給与所得が合算されて計算されることはなくなるので、住民税から副業がバレてしまうことを防げるでしょう。

3.本業では副業していることを公にしない

本業の職場が副業OKであり、実際に副業を始めた場合、特に隠したい理由がなくても副業をしていることは出来るだけ周りに話さないようにしましょう。

許可を取ったり、就業規則に沿って副業をしているとしても、それを知っているのは自分と相談をした上司だけという状況にしておいた方が無難です。

もし本業でミスをしてしまった場合、副業を公言していると、周囲から「副業をしているから仕事に身が入っていないのでは？」といった見方をされてしまいます。

また、同じ職場に「本当は副業をしたいけれどできない」と思っている看護師さんがいたら、副業をしている人に対して良い気はしません。

副業が原因で本業がやりづらくなっては本末転倒です。ミスをしないことはもちろんですが、周囲から不満や嫉妬を買ってチームワークを乱さないよう心気をつけましょう。

まとめ｜副業とその他の選択肢とは？

ここまで看護師の副業についてお話してきましたが、いかがでしたか？

副業には様々な種類がありますが、副業をする目的を明確にし、必ず本業の就業規則を確認してから始めましょう。

副業したことでせっかく努力して得た一生モノの資格を失うことはとても勿体無いことです。

これまで国公立病院で働く公務員看護師は副業はできないと説明しましたが・・・

公務員看護師の方でも、様々な理由により副業をしたいと考える方もいるでしょう。

実際に公務員でもOKとされている副業には…

『FX』『株式投資』『不動産賃貸』『仮想通貨』『小規模農業』

があります。

これら全て営利目的でないことが条件で認められています。

また、

と悩んでいる方におすすめなのが『転職』です。

転職で失敗したらどうしようという不安や、新しい職場や仕事の探し方が分からないといった悩みから、なかなか一歩を踏み出せない方も多いかと思います。

しかし、

転職をすることで自分の希望する条件や職場環境、満足できる給料で働くことができます。

看護師さんが理想の転職を成功させるベストな方法としては…

《看護師専門の転職サイト》を利用することをオススメします！

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